東京も急激に暑くなってきました。冷夏になるという噂はどうやら消えてしまったようです。

今日のテーマは、この夏の暑さを乗り切るための「心の整え方」「心の断捨離術」です。

精神的にバテないために必要なことは、目標を持つことだと私は考えています。

ハードルを少し低めに目標設定して、それを確実にやり切ろうと心に決めることです。

そうした「目指すこと」が1つでもあると、生活がじだらくにならずみ済みます。

スマホを意味もなくいじったりして、無駄なひまつぶしをしないこと。無料動画サイトなどを、惰性で開くのはやめましょう。

暑さを忘れる目標として、私がオススメしたいのは「とてつもなく深い名作を読破すること」です。

例えば、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を8月中に読み終えるという目標を立たとします。そうすれば、ちょっとした空き時間も、文庫本を開くことにになり、気持ちの張りを失いません。

こちらの 川 正夫氏の翻訳版が格調が高いのでオススメです⇒カラマーゾフの兄弟〈第1巻〉 (岩波文庫)

もちろん、読み終えた時の充実感は測り知れないものがあり、読解力、思考力などは、格段にアップしていることでしょう。

「カラマーゾフの兄弟」が長すぎれば、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」でも良いのです。

「夜と霧」は霜山徳爾氏の翻訳の方が読み応えがあります⇒夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

名著の中にある、究極の緊張感が、暑さを吹き飛ばしてくれます。

「カラマーゾフの兄弟」も「夜と霧」も、複雑でわかりにくいことはいっさい書かれておりません。ただ「とてつもなく深い」だけです。

その「深さ」を体感する時、暑さなど忘れてしまうことは間違いありません。

名著を読み切ることは、登山に似ています。山頂の爽やかな空気を吸うために、言葉と汗をかきつつ格闘するのも楽しいですよ。

夏バテの原因は、目標もなく、ダラダラと生活することにほかなりません。余計な意味のない情報は断捨離して「本物の凄さを体感」してみませんか。